シトシトと長雨が続き外遊びが億劫になる梅雨の時期、この時期になるとフィールドに人が少なくなり山歩きや釣りをするにも人気のあるポイントに入りやすくなり私はとても好きな季節なのだ。

ハイシーズンには人で溢れる様な場所でも雨の日は人が少なくゆったり自然を楽しめる、釣りをするにも雨の日は魚の活性が上がっている事が多いので夏の暑い時期よりも雨の日の方が釣りやすい事も暫しあるのだ。
そんなパラダイスの様な梅雨の時期も一つだけ億劫な事があるのだが、それが外での煮炊きである。

雨の中でビショビショに濡れたレインウェアのままで行う料理はとてもじゃないが楽しめない、そうなれば飯はいいやと諦める事も多々あるものだ。

そんな時に私は、車にタープをくっつけてカーサイドタープを作り一休みする事がある。屋根を設けてリフレッシュしてから料理を楽しみ、片付けや撤収も車に乗せるだけなのでとても気楽に出来る梅雨の時期には持って来いな外遊びなのである。

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荷物の出し入れが簡単

先ず車の真横に設営するカーサイドタープではタープさえ張ってしまえば荷物の搬入がとても楽なので必要な物だけ出して使い終わった物は仕舞えるのでゴチャゴチャ散らかす事もなく小さなタープでも十分に楽しめる。

車の中に仕舞って置けば気が向いた時にすぐ出来る

そして車の横で使うので撤収したまま車の中に仕舞って置けばいつでも使える手軽さがとても良い、タープの他にテーブルやチェアさえあれば出来るので小さく収納しておく事も出来る。
その他のコッフェルやカトラリー類もまとめて収納しておいても買い物かご位のサイズで仕舞えるので、レジかごや小ぶりなRVボックスに入れておくのが良いだろう。

車中泊のリビング代わりに

長距離の長旅や登山前日の車中泊などでもタープが一枚あればとても重宝する。

車の中に荷物を載せて寝る場所を作ると殆ど空きスペースが無くなってしまうので、外で煮炊きをしたり眠るまでの時間を外で過ごすにもタープを立てておけば雨をしのげるので気兼ねなく過ごす事が出来るのだ。

雨の日のデイキャンプ

やはり雨が降っているとキャンプに行くのも億劫になるもので、車からサイトまでの荷物の搬入や雨が止まずにキャンプ道具を濡らしながらの撤収作業は考えただけでとても面倒な作業である。

本来テントを立てたりお気に入りの道具を配置したりと、一見とても面倒な作業も楽しみながら出来るのがキャンプの魅力の一つだと考える私には面倒な作業になってしまうのであれば楽しみが半減してしまうのだ。

そんな気落ちしてしまう様な雨の日であっても車のすぐ横で楽しめるカーサイドタープならデイキャンプ感覚で楽しむ事が出来る。
外を歩き回ったりフリスビーやアウトドアのアクティビティは出来ないものの、読みかけの本を読んだり最近はスマホで映画を見たりと十分に楽しむ事が出来る。

状況に応じて張り方をアレンジできる

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そしてタープの種類にもよるのだがポールの本数やロープの張り方を変えれば色々とアレンジがきくので状況に応じて張り方を変えている。
この日は雨が降っていたので雨が溜まらずに居住スペースを広くしたかったのでフロントにポールを2本立ててタープの中のスペースを広く設営した。

この張り方はとても汎用性の高い張り方でとても気に入っている。
通常タープを張る時には両サイドにポールを立てるのだが、カーサイドタープで設営すれば片側を車に固定するので普段タープをアレンジして張らずにポールを2本しか持ってない方でも出来る張り方なのでおすすめだ。しかもかなり広くスペースを使う事が出来るので、私も初めてこの張り方を試した時は本当に驚いた事を覚えている。

あまり使わない道具も車に乗せて気軽に試せる

殆どの場合、色々と道具を持っていても一軍の道具しか使わなくなっていくものかと思う。
私の場合で言えばコッフェルやカトラリーやストーブなどもそこに含まれるのだが、普段使っていない道具や登山などに持って行くには少し頼りない道具などを気兼ねなく試せるのもカーサイドタープの楽しみの一つである。

上記の写真で言えばビーパルの付録で付いてきたチャムスのLEDランタンも普段のキャンプであれば絶対に持って行かないのだが、なぜかこの日は何となくこのLEDランタンを持って行ったのである。
恐らくLEDランタンの手軽さと雨に濡れても大丈夫な素材だったからかもしれないが普段であればありえないのだが、それほど気構えせずに単純に遊んでいる証拠でもあるのだろう。

上記したようにとても簡単に始める事が出来るカーサイドタープだが、色々なシーンで楽しむ事が出来るかと思う。
写真で使っているタープもアマゾンなどで売っている3000円位の安物タープで、タープ以外にも登山時のグランドシート代わりに使ったりとかなり雑に扱っている。
どんな道具であっても、安かろう悪かろうと思わず色々な用途で使ってみるとその道具の良し悪しが見えてくるものである。

そんな宝の持ち腐れになっているキャンプ道具を持ってカーサイドタープでデイキャンプに出かけてみてはいかがだろうか。

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